2018-01-01から1年間の記事一覧
某月某日、第24回を数えることになった飯田橋読書会。今回は初挑戦、ロシア文学を取り上げることになった。 チェーホフの戯曲には「中心がない」日本人に愛読者が多いロシア文学ではあるが、しばしば「人名」が敬遠される。たとえばイワンやワーニャ、イワン…
12月19日(水)、株式会社コンシェルジュ主催の「直感操作でらくらく高機能なAIチャットボットを作ってみよう!「Concierge U」体験型ワークショップ」が都内で開催された。そのレポートをお届けする。 「AIチャットボット」と聞いて、もはや知らない人はい…
某月某日、文化の町飯田橋で読書会がはじまってはや3年。15回目となった。前回はイスラームをテーマに2冊の書籍を取り上げたが(『イスラーム文化-その根柢にあるもの』(井筒俊彦著)/『イスラーム国の衝撃』(池内恵著))、2冊を取り上げると議論が拡散…
◎日本のIT産業構造を図示する株式会社クロノスの大石宏一氏 12月7日(金)、株式会社クロノス東京本社セミナールームにおいて、同社大石宏一氏による「2019年新入社員育成対策・特別講座 正しいITエンジニア研修を考えるセミナー」が、本とITを研究する会の…
30万人のITエンジニア不足が予測される、2020年のIT業界問題をご存じの方は多いはずだ。12月7日(金)、その課題解決につながるセミナーを実施する。 私自身もこれには特別な問題意識を持っている。ちなみに30万人がどんな数かというと、私が住む埼玉県越谷…
シェアリングエコノミーがついに駐輪場の世界にまで進出してきた。 11月22日(木)、東京ビッグサイトの「シェアリングMeetup Tokyo」で展示された「みんちゅう」(https://www.min-chu.jp/)は、アイキューソフィア株式会社(https://www.iqsophia.com/)が…
いま日本は、深刻な人材不足に見舞われている。仕事があるのに人材が確保できずに倒産する企業もこれからは増える。とくにIT業界は深刻である。 経済産業省が発表した「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」によると、2020年にはビッグデータやAI関…
(前編から続く) 台湾のテレビを見ながら日本のメディアのことを考えていると、ふと、日本の出版のことが思い浮かんだ。出版業界も視聴率を求めるテレビ業界と同様、経営難で生き残るために必死で、短期で収益化できる本が評価される傾向が日増しに高まって…
9月27日から4日間、高雄経由で台北のITコンベンション「Taiwan Innotech Expo」と「Discover Advanced Trends in E-commerce 2018」に仕事で行ってきた。 ◎超高層ビル「台北101」を直下から撮影 超高層ビル「台北101」に隣接する台北世界貿易センターで開催…
澁澤龍彦の遺作小説。同氏が亡くなられたのが私がちょうど大学のときで、いまでもはっきりと覚えている。 同級生には、彼の作品のどこが面白いのだろうかという懐疑的なものが多く、私自身同時代に何冊か読んでいたが、さほど印象は強くなかった。彼の死語数…
ヴァレリーやベルグソン、ユング、モーツアルト、志賀直哉など、好きなものを徹底追求し仕事と成果にした小林秀雄が最晩年の11年間を費やした対象が、国学者、本居宣長である。 本居宣長に関するひとつの答えは、この人は宗教家であったということ。小林秀雄…
10月4日(木)、株式会社スターダイバー セミナースペースにおいて、同社代表取締役の米津香保里氏を講師に、「本をプロデュースするほど楽しい仕事はない! ~ゼロからわかる出版プロデューサー入門~」と題し、第13回本とITを研究する会セミナーを開催した…
『台湾海峡 一九四九』は、台湾人の心の琴線に触れる迫害や闘争の歴史が、物語やルポ、インタビュー、ときには母が息子に語りかける形式で描かれ、美しい文体と技巧に富んだ構成が読者の心をつかむ作品。 台湾、香港での驚異的ベストセラーが意味するもの「…
『日本文学盛衰史』の続編という位置づけで戦後現代文学をメインテーマに据えた作品。作者の高橋源一郎氏の絶妙なレトリックの中、彼の文学に対する愛、出版に対する情、近代に対する憧憬が立像のように浮かび上がってくる。 言葉から「抵抗」が失われた現代…
2016年のベストセラーで、2017年にはテレビドラマにもなった作品。書名を見て最初はオートバイの開発物語かと思いきや、実は老舗足袋メーカーがアスリート向けのランニングシューズを開発するというイノベーションの物語だった。600ページはある大著。前半の…
8月31日(金)ハロー会議室秋葉原駅前B会議室にて、「AI自動運転で書き換わる 業界のルールと法規制」と題し、第11回 本とITを研究する会セミナーを開催した。登壇者には西村あさひ法律事務所から福岡真之介弁護士、矢﨑稔人弁護士、鈴木悠介弁護士をお招き…
この作品は、「芸能人だから……」という先入観を完全に捨てさせてくれた。文芸作品としての価値が高い。 いままで、文壇や版元が、芸能人の出版界への流入を意図的にシャットアウトしていたのではなかろうか。つまり「こっちの領域には来ないでくれ」と。 以…
8月17日(金)、サブタイトルに「つくばの古民家で論理思考を学ぶ意味」と冠し、「AI時代の子供の人生を豊かにする、プログラミング教育のチカラ」をC60東京本社・秋葉原セミナーラウンジにて開催した。 ◎AI時代を担う子供たちへの教育を熱く語る谷藤賢一氏 …
しゃべり言葉に書き言葉、言葉にはいろいろあり、いずれも人間同士が考えを相手の頭脳に送り込むための媒体が言葉だ。人間同士の会話にはこうした言葉が使われるが、人がコンピュータに対して考えを送り込むために使う言葉は、いまのところ、プログラミング…
近ごろはどこに行くにもiPhoneのGoogle Mapを利用している。行き先の住所や名称をインプットすれば自分の位置がマッピングされ、リアルタイムで行くべき方向を画面や音声で指示してくれる。大変便利だ。そこで最近気づいたことは、Google Mapを利用するよう…
AI自動運転のことを考えていて、ずいぶん昔、工場にロボットが大量導入されたころ、ロボットが暴走して人間にけがを負わせたり殺してしまったらどうするのかという議論がさんざんとなされていたことを思い出した。しかし工場のロボットとAI自動運転の問題と…
2020年から子供たちにプログラミング教育が実施される。この計画が果たして日本の教育に根付き、そして日本は欧米列強と並んでソフトウェア開発立国となることができるのだろうか。そして、日本がすべきプログラミング教育は、どこに主眼を置くべきか。これ…
明治20年に発表された『浮雲』を著した二葉亭四迷の名前は、「言文一致小説」の創設者として文学史に残されている。 いまでは小説で会話体が出てくるのは当たり前だが、昔は口語文語というのがあって、明確に使い分けられていた。 二葉亭四迷はそうした境界…
6月29日(金)、「人にしっかりと伝わる アクティブ・ライティング入門」と題し、株式会社ツークンフト・ワークスの三津田治夫を講師に、会議室MIXER(日本橋本町)にて第5回分科会セミナーを開催した。 ライティングを受け身ではなくアクティブに行うことに…
これはいわば、『プロレゴーメナ』の実装編である。訳者による前書きで「『人倫の形而上学の基礎づけ』を先に読んだ方がよい」とされている通り、その読み方をお勧めする。 『人倫の形而上学の基礎づけ』は豊富な具体例が添えられ、一つの事柄がいろいろな方…
強烈に素晴らしい書物と巡り会った。『プロレゴーメナ』は、カントが自ら語っているが、代表作『純粋理性批判』の手引き書のようなものである。200ページちょっとで読め、かつ、内容密度が大変に濃く、読み応えがある。 形而上学の入門書としても読める形而…
某月某日、読書会初の試みとして、政治学を取り上げた。カール・シュミットといえば名著『陸と海と』があり、このイメージから、本文が100ページほどでAmazonにも在庫があったので、『現代議会主義の精神史的状況』が取りあげられることになった。読書会での…
好評のライティングセミナー、今月は29日(金)に開催します。言葉に積極的にかかわる書き方「アクティブ・ライティング」を学ぶ2時間のコースです。参加登録ページは以下です。 goo.gl 参加された方全員に、ライティングの要点中の要点がまとめられたカラー…
人間に自由をもたらした革命。自由・平等・博愛の革命。もしくは、恐怖政治。マリー・アントワネットという無意識な人が好き勝手やっていた。ルイ十六世がダメだった。実はフリーメイソンの革命だった、など……。 フランス革命はいろいろな読まれ方があるが、…
登録開始から数日で満席になり、その後も11人のキャンセル待ちになった人気セミナーのテーマは、「グラレコ(グラフィックレコーディング)」である。5月18日(金)、秋葉原のビリーブロード株式会社にて「はじめてのグラレコ・ミートアップ ~共創力を身に…