本とITを研究する

「本とITを研究する会」のブログです。古今東西の本を読み、勉強会などでの学びを通し、本とITと私たちの未来を考えていきます。

2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「日本人が言葉を失った瞬間」を教える本:『ニッポンの思想』(佐々木敦 著、講談社現代新書)

『ニッポンの思想』では、1980年に台頭したニューアカデミズムについて多くの紙幅が割かれている。私を含めてこの年代を生きてきた人たちにとって浅田彰の『構造と力』(1983年)、『逃走論』(1984年)や中沢新一の『チベットのモーツアルト』(1983年)と…

セミナー・レポート:「“人が集まる”ライティング入門」~第3回分科会 本とITを研究する会セミナー~(後編)

時代とともにさまざまな採用形態を受け入れること人材不足が深刻化する昨今、新卒から中途まで、いままでの採用方法に加えて、人づてに人材を調達するリファラル採用が注目されている。不特定多数ではなく人間関係を通してピンポイントで人材を集められると…

セミナー・レポート:「“人が集まる”ライティング入門」~第3回分科会 本とITを研究する会セミナー~(前編)

3月9日(金)、ビリーブロード株式会社神田イノベーションルームで、「“人が集まる”ライティング入門」~第3回分科会 本とITを研究する会セミナー~、を開催した。「人が集まる」をテーマに、人材採用に向けた集客に必要な考え方と方法を、ライティングと表…

4月7日(土)、印刷博物館へ、一緒にお出かけしませんか?

春まっさかりの4月7日(土)、本とITを研究する会で、トッパン印刷博物館の見学会をします。こちら、一緒にお出かけしませんか?ガイドさんの解説つきで、そしていま話題の活版印刷を実物で体験できるワークショップも行います。 私も活版印刷に実際に触れる…

若者が繰り広げる涙と笑いの群像劇:『メゾン刻の湯』(小野美由紀著)

歌舞伎町ブックセンターの現役ホストの書店員さんからのお勧めで、この本を買ってきた。小野美由紀という若い作家さんは非常に才能がある。取材力もあり、よく書いている。日本語の比喩表現や文学的な描写も立派だった。結論から言うと、面白かった。 これは…

4月7日(土)に開催が決定しました:「本とITを研究する会 大人の遠足編(おやつ付き)“トッパン印刷博物館見学会”」

4月7日(土)午後、印刷博物館の観覧をご一緒しませんか?「大人の遠足編」と題し、本とITを研究する会で初のフィールドワークをトッパン印刷博物館にて、出版歴22年の現役IT編集者の引率のもとで実施します。普段は硬めの勉強会形式の集まりが主でしたが、…

セミナー・レポート:「想いが伝わる社会を実現する」をミッションに、書店復興事業のアイデアを構築(ワーク2日目・後編)

本ワーク(前回の結果)で作り上げられた以下事業アイデアに共通していえることは、「人」と「コミュニケーション」がビジネスモデルの中心に色濃く織り込まれている点だ。 ●レビューを通じてつながる本屋●想いがつながる「未来写真」●知識と食を軸に地域コ…

セミナー・レポート:「想いが伝わる社会を実現する」をミッションに、書店復興事業のアイデアを構築(ワーク2日目・前編)

・3月3日(土)、品川区立品川産業支援交流施設SHIPにて、産業技術大学院大学OPI公開講座『中小企業のための新規事業の作りかた~リーンスタートアップでイノベーションを起こす~』のユニット2(ワーク2日目)が行われた。◎オープニングで、三津田堂書店の…

セミナー・レポート:2月24日(土)、産業技術大学院大学のオープンキャンパスでイノベーションと学びを共有(ワーク1日目)

・2月24日(土)、品川区立品川産業支援交流施設SHIPにて、産業技術大学院大学OPI公開講座「中小企業のための新規事業の作りかた ~リーンスタートアップでイノベーションを起こす~」を、産業技術大学院大学、越水重臣教授の司会進行のもと、ビリーブロード…