本とITを研究する

「本とITを研究する会」のブログです。古今東西の本を読み、勉強会などでの学びを通し、本とITと私たちの未来を考えていきます。

新年、あけましておめでとうございます。

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新年、あけましておめでとうございます。

今年も、新しい一年がはじまりました。
コミュニティ「本とITを研究する会」が2017年に立ち上がって一年半が経過。
運営会社の株式会社ツークンフト・ワークスは1月11日づけで起業1周年を迎え、二期目に入ろうとしています。

ここまで来られたのは、コミュニティを支えてくれたたくさんのメンバーと、株式会社ツークンフト・ワークスを支えてくれたお客様や支援者様の力にほかなりません。

この場をもって、厚くお礼を申し上げます。

今年で平成は終わり、2020年以降はオリンピックや万博の開催など、歴史的なイベントが控えています。
時代とともに、私たちを取り巻く環境は刻々と変化しています。
それと競うかのように、ITは激しい速度で進化を続けています。
欧州に目を向けると、GAFAの社会支配に対するネガティブな見解が世間を覆い、米国でも合理性を追求したシリコンバレー式経営手法に懐疑的な声が聞かれます。

これらはいずれも、極度に高度化したITがもたらした価値の副産物です。
AIの登場により人びとは哲学的なり、「人間とはなにか」を再び自問自答しはじめたことも、これに近い現象であると私は解釈しています。

時代は変転し、変化の速度は、これからも増していくことでしょう。

短期で価値観が変転するいまの社会。
先行きの見えないこの社会を、いかに生き抜くか。
こうした淡い疑問を抱きながら生きている人は多いです。
反対に、あらゆる情報や技術が世の中に行きわたり、これらを駆使してなんでもできる最高に面白い時代、ととらえる人たちもいます。
幕末の日本同様、激動の時代には、いつでも、こうした両極の人たちが世の中を占めます。

激動の時代の渦中、未来への「不安を受容」しつつ、「未来が見えないからこそ面白い」と楽しめるような人たちが語りあえる場づくりに貢献したい。

そんな思いで「本とITを研究する会」の活動を運営しつつ、日々邁進しております。

これまで、場づくりの手段として、本を書くことや読むことの「学び」、メールマガジンやWebコンテンツの発行、IT書籍制作といった「パブリッシング」を提供してまいりました。

今年も、場づくりを後押しする新しいサービスやコンテンツを開発し、より多くの情報共有と課題解決ができるよう、コミュニティと運営会社に体力をつけていく所存です。

本年もご愛顧いただけたら光栄です。

本年も皆様にとって、健康で良い一年でありますことを祈念いたします。

株式会社ツークンフト・ワークス 代表取締役 三津田治夫