本とITを研究する

「本とITを研究する会」のブログです。古今東西の本を読み、勉強会などでの学びを通し、本とITと私たちの未来を考えていきます。

駐輪場+シェアリングエコノミーの「みんちゅう」サービスが藤沢市と提携

3月28日(木)、神奈川県藤沢市役所にて、株式会社アイキューソフィアが提供するサービス「みんちゅう」が、同市と提携を結んだことが発表された。

f:id:tech-dialoge:20190329185535j:plain◎株式会社アイキューソフィアの中野里美代表取締役社長

「みんちゅう」は駐輪場にシェアリングエコノミーを導入したサービス。
過去の取材記事(「日本初の駐輪場シェアリングサービス「みんちゅう」のビジネスモデルを分析する」)があるので、詳細はこちらをごらんいただきたい。

f:id:tech-dialoge:20190329185643j:plain◎中野里美代表と鈴木恒夫藤沢市長が提携書を交換。ご当地ゆるキャラ「ふじキュン」と

プレス発表が行われた市役所庁舎では、鈴木恒夫藤沢市長と同社の中野里美代表による提携書の交換が行われた。

f:id:tech-dialoge:20190329185757j:plain藤沢駅には広重の「東海道五十三次」のレプリカが展示

「みんちゅう」サービスとして、藤沢駅の北部と南部で計200台の駐輪場が提供される。サービスの導入により「不法駐輪の一掃」を同社は目指すという。そこから派生した駅前の美化や商店街の活性化、余剰土地活用サービスなどは、「チリツモ」が山となるシェアリングエコノミーの試金石になるだろう。

これからどれだけの「山」ができあがるのか、今後の動きにも注目したい。

三津田治夫

 

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