本とITを研究する

「本とITを研究する会」のブログです。古今東西の本を読み、勉強会などでの学びを通し、本とITと私たちの未来を考えていきます。

2018-07-22から1日間の記事一覧

「言文一致」を初導入した明治のサラリーマン文学 ~『浮雲』 二葉亭四迷~

明治20年に発表された『浮雲』を著した二葉亭四迷の名前は、「言文一致小説」の創設者として文学史に残されている。 いまでは小説で会話体が出てくるのは当たり前だが、昔は口語文語というのがあって、明確に使い分けられていた。 二葉亭四迷はそうした境界…