本とITを研究する

「本とITを研究する会」のブログです。古今東西の本を読み、勉強会などでの学びを通し、本とITと私たちの未来を考えていきます。

2024-04-06から1日間の記事一覧

第17回飯田橋読書会の記録:『山月記』『名人伝』『悟浄出世』『文字禍』(中島敦 著) ~東洋のボルヘスが描く数々の名品~

中島敦といえば明治・大正・昭和と33年の短い人生で3つの時代を生きた日本を代表する作家である。中学校の教科書にも登場した記憶がある方も多いはずだ。 今回取り上げた短編の名手中島敦の『山月記』『名人伝』『悟浄出世』『文字禍』は、いずれも中短編。 …