ウクライナの状況は目も当てられない。
民間人のビルにロケットが撃ち込まれ、市街地に戦車の残骸が転がっているなど、あんな光景を私が生きている間に隣国で見ることは、想像もしたくなかった。
私以外にリクエストした人がいたのかは謎である。
その後、岩波書店特製のきれいな革製ブックカバーが送られてきた。
当然ポーランドでの危機意識も高い。
とても嫌な話だ。
リアルタイムで情報が伝搬するネット社会のいま、世界でも同時多発的に反戦運動が起こっている。
情報技術の進歩で世界は昔のような戦争はしづらい状態になっている。
そして、少しずつ世界平和に向かっている。
どうか、こうした時代が、過去へと逆行しないでもらいたい。
三津田治夫