本とITを研究する

「本とITを研究する会」のブログです。古今東西の本を読み、勉強会などでの学びを通し、本とITと私たちの未来を考えていきます。

2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧

2024年2月24日(土)開催:第46回・飯田橋読書会の記録:『少年が来る』(ハン・ガン著) ~現代の死者の書~

今回は、読書会初の韓国文学への挑戦である。 2016年、イギリスのマン・ブッカー国際賞を受賞した作家、ハン・ガンによる『少年が来る』を取り上げた。 ハン・ガンは1970年生まれ。本作は、彼女の生地、かつての全羅南道道庁所在地の光州で起こった「光州事…

書籍の企画書をつくるためのノウハウ① ~基礎編~

最近「本を書いて出版したい」という相談を受ける機会が増えてきた。ブログやSNSなど、好きに書いたものをデジタルで世に出すことが容易になった昨今、「出版」といったフォーマルな形をとった情報発信の価値が再評価された結果であろう。この相談に私は必ず…

知活人コミュニティが出版事業を開始。『埼玉を食べつくす“ネイタマ” Native Saitama: 魅惑のフード合衆国・人生を賭ける埼玉メシのすべて』発刊

我々が運営する知活人コミュニティが、出版事業を開始しました。その第一弾刊行物が、『埼玉を食べつくす“ネイタマ” Native Saitama: 魅惑のフード合衆国・人生を賭ける埼玉メシのすべて』(高橋智 著)です。 著者の高橋智(プリティ・ワンダフル・サトシ)…