川の土手に出ると、人と自然にまつわるいろいろな情報が集まる。
とくにすれ違う人とのあいさつを通した相手の表情や視線は、多くを物語っている。
土曜は曇り空のせいもあってか、元気のない雰囲気だった。
これは少なからず、新型コロナウイルスの影響だろう。
新型コロナウイルスという実体など見えるものではないのに、その「情報」に人はやられてしまっている。
現に鬱になっている人も増えているという報道も耳にした。
情報と感情に溺れて、冷静な判断を失ってしまうと、心の中までやられてしまう。
恐慌やパニックが起こる原理も、このあたりにある。
いまは世界的に試練の時期だ。
こんな時期、私たちは、冷静を保ちながら、日常的な生活を続けていきたい。
心を穏やかにする、人とのつながり、心のつながりは、いまこそ大切にする。
人は人を求めている。人こそが人の安心を生み出す。
それがきっと、いまの試練を乗り越える解決策だろう。
その意味でも、オフラインでの説明会や研究会は、エタノールと次亜塩素酸ナトリウムの配備、マスク着用で、万全を期しながら、少人数で続けてまいります。
コロナウイルスショック、どうか一日も早く、冷静に平穏な心で、収束しますように。
三津田治夫