2020-03-02 『首都感染』~情報に対する心のあり方へのヒント~ ブックレビュー 『首都感染』(高嶋哲夫 著)を読みながらラジオやテレビの報道を聞いていると、現実と創作の境界があいまいになってくる。科学と文学が連結すると、このような見たこともない文芸ができあがるのかという驚きもあった。いま冷静にやるべきことや、情報に対する心のあり方へのヒントが得られるので、一読をお勧めする。いろいろな意味で、大変な作品。 三津田治夫