今回は『システム設計の謎を解く 改訂版』の出版を記念し、「設計の謎の“本質”を探る」と題し、著者の高安厚思氏にお話しいただいた。
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設計の基本知識からシステム設計とアプリケーション設計、モダンな開発と設計手法、開発プロセスと設計まで、4つの話題を柱に、本で書かれなかったこと、また、本を書く動機となったことなどが語られた。
気づきや発見の多い内容だったが、とくに、「文書は時空を超える」の言葉が印象的だった。ドキュメントにも「設計」が必要なほど、物作りになくてはならない重要な要素だ。物作りという観点で、規模は違えど、システム設計も、本作りと通じるなにかがあることを感じた。
高安さん、これからも日本のエンジニアたちに「謎」を与え続け、「考える勇気」の素を送り続けてください!
三津田治夫