本とITを研究する

「本とITを研究する会」のブログです。古今東西の本を読み、勉強会などでの学びを通し、本とITと私たちの未来を考えていきます。

研修課題図書として取り上げた『学習する組織』(ピーター・センゲ著)

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知活人で実施したつくば1泊リーダー研修の課題図書は『学習する組織』(ピーター・センゲ著)でした。
仏陀孔子ソクラテス、キリスト、マホメット道元、カント、ヘーゲルマルクスフロイトユングレヴィ・ストロースマリノフスキー、デリダ、などなど……。
世界の思想の粋を丹念に積みあげ書き上げられた、本作はもはや古典。
文字が発明され何千年と続く偉大な思想家の活動の積み上げがビジネスの考え方の原点として織り込まれている。
ビジネスの主体は人間に他ならないとますます実感しました。
人類はいつでも悩みを抱えているが、もしかしたら実は進化しているのでは、という感覚も高まってきた。
コロナを経て、いまや進化の真っただ中であるともいえる。
タイミングごとの座学も、脳内を整理し、思考を健全化させるためにも有効であることをここで学んだ。
リーダー研修は、真摯な気持ちで、定期的に実施していけるとよいです。