本とITを研究する

「本とITを研究する会」のブログです。古今東西の本を読み、勉強会などでの学びを通し、本とITと私たちの未来を考えていきます。

発売後2週間で重版決定:『ビジネスリーダーのための意思決定の教科書』(川口荘史 著)の生成AI時代での意味について

当社、株式会社ツークンフト・ワークスがプロデュースさせていただいた新刊、『ビジネスリーダーのための意思決定の教科書』が読者から評価をいただき、発売後2週間で重版が決定した。

f:id:tech-dialoge:20250424211956j:image◎2025年4月23日付の日本経済新聞に掲載された広告

企画立ち上げ当初は、著者の川口荘史さんへ「「知」をテーマに「新しい知の流通」と「人の新しい知の在り方×テクノロジー」を書籍にまとめることはできないか」、という依頼をしたことが発端だった。

企画や本づくりに関する川口さんのブログ記事は、以下noteに掲載されている。

なぜ、創業8年にして本を出版するのか

著者視点による本づくりの裏側が見え、また著者が本作を書いた意図や企画の根底に横たわる考えを知ることができる貴重な記録である。興味のある方はぜひ読んでいただきたい。

本作が発刊されるまでに、川口さんご自身の会社での立ち位置が変わり、同時に世の中も大きく変化した。

世の中の変化の最たるものが、ビジネスに生成AIが導入されたことだ。それに伴い、「知」の再定義が起こったことだ。

こうした変化に直面し、川口さんとの議論と本づくりの中で日々確信を深めたものは、「人間にしかできないことは意思決定だ」という、本作を通し読者に伝えたいことの核心だった。

生成AIの台頭で恐怖や戸惑いに襲われる人々は少なくない。ビジネスにおいては「仕事が奪われる」という危機の声をいまだに耳にする。

そうした声への回答の1つが、本作『ビジネスリーダーのための意思決定の教科書』である。

生成AIが出してきた提案のどれを選択するかは、人間の意思を通してのみ決定できる。

ビジネスにおいては、どんな根拠で意思決定がなされたのかを、人間が組織とコミュニケーションをとり、人間の言葉で伝えていかなくてはいけない。
言い換えると、人間は意識して意思決定をし、意識してその根拠を伝える必要があるのだ。

生成AI時代の中で、人間的に考え、生きるための手がかりとして、『ビジネスリーダーのための意思決定の教科書』を、ぜひ手に取っていただきたい。

三津田治夫